連日の大盛況で開催期間が延長された「ツタンカーメン展」。今はもう落ち着いたみたいで、並んでから40分足らずで入れた。
9歳で即位して19歳でこの世を去った古代エジプト王ツタンカーメン。他殺説があったり、お墓の発掘に関わった人達が謎の死を遂げたり、そして、何より美少年だったりと、なんともミステリアスな若きファラオ。ツタンカーメンの時代って、3300年位前らしいんだけど、どうしてその頃のミイラが未だ朽ち果てず残っているのか。エジプト文明恐るべし。
舌をペローンと出したライオンがのってる化粧容器が可愛い。よく見ると支柱が敵の民族の顔を踏みつけてる。ツタンカーメンの半身像はマイケル・ジャクソン似の美少年。これぞ美女と言わんばかりの美しい頭部像は、クレオパトラと並ぶ古代エジプト三大美女のひとり、ネフェルティティ王妃。ツタンカーメンの妻アンケセナーメンは、このネフェルティティ王妃とアクエンアテン王の間に生まれた子供のひとりで、ツタンカーメンに嫁ぐ前は、父親であるアクエンアテン王の妻だったそうだ。そして、ツタンカーメンもまた、アクエンアテン王の子供だとか。あー、複雑。そして、いよいよ今回一番の見どころ、ツタンカーメンの棺形カノポス容器が登場。あれ、意外に小さい。この中にツタンカーメンの肝臓を入れて保管していたそうだ。
ツタンカーメン展はグッズ売り場も盛況。見るからに美味しくなさそうなインスタントラーメン「ツタンカーメンメン」も結構売れてる。私はクリアファイルを買って満足。これは超キレイ。