機業精神

社訓 正直は人が一生守るべき大事な宝である。
企業理念 人々に憩いと潤いの空間を提供することで社会に貢献します。
経営指針 誠実が信用を得る。 努力が工夫を生む。 行動力が道を拓く。
私たちのルーツ 西陣織 ~京都の本質と精神性を受け継いで~

「金原機業店グループ」という名に残る「機業」の文字。
私たちの前身は創業者の前会長夫婦が二人で始めた西陣織の小さな織工場でした。職人の手によって染められた糸を、丹念に織り込む作業。それは、浮かび上がる美しい模様からは決して伺い知れない地道で気の遠くなる行程です。
「お客様にホンモノを手にしていただくためには、行程において一切の妥協は許されない」。この厳格なまでのスピリットこそが私たちの原点であり、また目指すべき到達点でもあるのです。」

私たちが西陣織に携わることによって学んだのは、いわばこの町の華々しい歴史模様を見えないところで支えてきた精神性。それは単に「古いモノなら良い」という価値観とは一線を画した、「質」への飽くなきこだわりです。その姿勢を貫き得たものだけが、「ホンモノ」と称されるのではないでしょうか。
私たちはこの町に鍛えられ育まれてきたことを誇りに、これからも京都企業として、質の高いサービスを提供するべく努めてまいります。

代表取締役社長
金原 辰勇

虚飾とは無縁 あわてて身を飾るよりも、
着実に歩み続けることを大切にしてきました。

大学を卒業してすぐホテルに就職しました。配属されたのは宴会部。ここで、接客業の難しさや大切にすべき多くのことを学びました。「まず、現場を知れ」私が、金原機業店に入社しての、現会長の第一声がそれでした。以後8年間、ホール内を走り回ってきました。いい経験をしました。ホテルもパチンコ店も、同じサービス業。自分がされて嬉しいであろうことを、お客さまにして差し上げる。この原点を理解しておけば、大きな失敗はまずあり得ません。

当社の短・中・長期の経営計画に基づいていえば、短・中においては、徹底的に質的充実を追及する。売上高の追求よりも利益率の拡大を目指していきます。それを可能にするには、ポテンシャルの高い人材の採用を積極的に推進すること。そして、教育制度の整備充実を図ることにつきると考えています。まさに、石垣となり、城となる優秀な人材、一騎当千の強者軍団こそが、将来の金原機業店グループを支えていくのです。