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プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「パーマネント野ばら」
2010.05.25
西原理恵子のマンガの映画化。主演は菅野美穂。監督は「クヒオ大佐」を撮った吉田大八。舞台は高知の漁師町。町で一軒しかない美容室「パーマネント野ばら」で、パンチパーマの母まさ子(夏木マリ)と一緒に店を切り盛りする、出戻り娘のなおこ(菅野美穂)。なおこの幼なじみで、フィリピンパブを経営しているみっちゃん(小池栄子)は、旦那の浮気に頭を悩ませ、もう一人の幼なじみであるともちゃん(池脇千鶴)は、ギャンブルに溺れて行方不明になった旦那の帰りを待っている。猫のポン太の亡骸に顔をうずめて泣くともちゃん。大人しくて、貧乏くさくて、男運がないともちゃん。この、なんともいえない幸薄感、池脇千鶴は見事。子供時代のともちゃんは、更に幸薄オーラ全開。いい子役を見つけたな。なおこは高校時代の恩師であるカシマ(江口洋介)と秘かに付き合っているのだけれど、たまに辻褄が合わないことがある。で、えー、そういうことだったの。なおこが公衆電話でカシマに訴えるシーン、「なんでうちこんなにさみしいが?」にやられた。悲しい、せつない。ところで、土佐弁っていいな。私も「龍馬伝」を観て勉強しよう。
Posted at 2010.05.25 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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