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カチーダ・マーハの日記
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即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。
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「プレシャス」
2010.05.13
主人公のプレシャスは、ハーレムに住む16歳の女の子。女の子とはいえ、小錦級に太っていて、たまにおじさんに見える。生活保護を頼りに働かない母親との二人暮らしで、この母親がとんでもない。ちょっと気に入らないことがあると、とめどなく罵声を浴びせ、フライパンで殴りかかるくらいの暴力は、もう日常茶飯事。プレシャスは父親に性的虐待を受け、二度も妊娠してしまうのだけれど、何がどうしてそういう考えになるのか、この母親は、亭主を責めるどころか、娘のプレシャスにジェラシーを感じてる。プレシャスが二人目の赤ちゃんを連れて帰って来た日には、赤ちゃんを床に投げ出し、憤りを露わに。プレシャスが赤ちゃんを連れて階下に逃げると、上からテレビをガシャーンと落とす。ひどい。ひど過ぎる。プレシャス、よく今まで生きて来られたな。悲惨な状況の中でも、希望を失わないプレシャス。フリースクールの先生や仲間達との出会いを経て、自らの未来を切り開いていく。プレシャスを担当するソーシャルワーカー役に、黒髪ノーメイクのマライア・キャリー。出産に立ち会った看護師ジョンに、レニー・クラヴィッツ。プレシャス役のガボレイ・シディベは、この作品でデビューを果たす前は、電話オペレーターをしていたという27歳のシンデレラガール。ニックネームはガビー。日本ではガボちゃんというらしい。
Posted at 2010.05.13 in 映画・本
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