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カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「ワカラナイ」「人間失格」
2010.04.13
主人公の亮は、東北の田舎町に住む高校生。お母さんは入院中で、古い借家でひとり暮らし。アルバイト先のコンビニで、レジのお金をごまかしたり、お弁当やおにぎりを盗んで、なんとか生計を立てている。しかし、とうとう悪さがバレて、バイトはクビ。更にお母さんが亡くなって、滞納してる入院費や、葬儀代を請求され、八方ふさがりに。悲惨な状況を生きる少年、亮を演じたのは、17歳の新人俳優、小林優斗。亮になり切るために、撮影中は携帯電話を取り上げられ、メロンパンやカップラーメンしか食べさせてもらえなかったらしい。この優斗君、どこか懐かしい感じがすると思ったら、「金八先生」の加藤優の面影が。「オレはオレンジなんかじゃない」直江喜一。懐かしくなって画像検索してみたら、思ってたほど似てなかった。更に大人になった直江喜一は、全くの別人。優斗君、ごめん。ちなみに直江喜一は今、建設会社の営業所長さんらしい。父との再会を果たし、またしても救いのない現実と向かい合った亮。奇跡の起こらないラスト。これから亮はどうしていくのか。坂道をふらふら上って行く姿が思い出されてならない。

「人間失格」主人公の青年、葉蔵(生田斗真)は、美しい容姿と繊細な雰囲気で、周りの異性も同性も魅了する…のだけれど、やたら年増のお相手が出てくる。三田佳子とのシーンは、もう冗談としか思えない。こういうのは、わざわざフレッシュな生田斗真を起用しなくても、ジャニーズの先輩、吾郎ちゃんでいいと思う。
Posted at 2010.04.13 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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