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カチーダ・マーハの日記
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即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。
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美の達人はイベント営業にも長けていた。假屋崎省吾の京都初個展。
2010.03.23
華道歴25周年、假屋崎省吾の京都初個展は、百周年を迎えた長楽舘にて。長楽舘は、明治時代、日本のタバコ王と呼ばれた実業家、村井吉兵衛氏が私財を投じて建てた迎賓館で、ロココやアールヌーボーなどヨーロッパの装飾様式を取り入れた優雅な佇まいが、非日常的な気分を楽しませてくれる。そんな長楽舘を、カーリーの華やかでユニークな作品が彩る。花を観た後は、1階のカフェにてカーリーオリジナルのブレンドティーで休憩。甘いキャラメルと薔薇の香り、おいしい。トークショーを終えたカーリーが出てきて、サイン会開催。たくさんの関係者が見守る中、一番大きな声を出して、サイン会を仕切っていたのが、カーリー。主役なんだから、もっとこう、ふんぞり返っていても良さそうなのに、「こちらにいらしてくださーい。はーい、サインしますよー」と、駆け出しのイベント営業マンよろしく頑張るカーリー。ちょっと時間が空くと、さっと会場を飛び出し、通行人のおばちゃんに「素敵な展覧会をしているの。ぜひ観て行ってー」と、呼び込みをするカーリー。そして、またすぐにサイン会場に戻る、忙しいカーリー。ロケでもないのに、ずっとテレビと同じテンション。すごい。私はイベント関係者の心境で、カーリーに感動していた。頭の中には「情熱大陸」のテーマが流れ、妄想の中の私は、カーリーの見習いアシスタント。あまりの出来の悪さに「あなた、もう帰りなさいよ!」と何度も突き放され、その後もメチャクチャにしごかれながら、出来ないなりにがんばって、最後の打ち上げで「あなたもがんばったわね」と声をかけられる。ああ、妄想だけど、感動。ところでカーリーは、サインにもかなりアレンジを効かせている。なんて書いてあるのか、全く判読できず。
Posted at 2010.03.23 in ちょっとおでかけ
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