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カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「私は猫ストーカー」「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」「しんぼる」
2009.09.24
イラストレーターのハル(星野真里)は猫ストーカー。朝早くから住宅街を徘徊し、猫を見つけては近づいて話しかけたり、写真を撮ったりしている。ハルがアルバイトをしている古本屋にもチビトムというキジトラ猫がいて、ある日、このチビトムがいなくなってしまう。それにしてもハルの暮らすこの町はすごい。猫がみんな太っている。しかも、ほとんどがメタボの域。この映画に出てくる猫は、チビトム役のタラオのみがタレント猫。つまり、この町の猫は、飼い猫であろうが、野良猫であろうが、とにかく食べる物には全く困っていなさそうである。江口のりこが途中からいきなり片桐はいり的な存在感とスピード感を発揮。古本屋の常連客で、ハルに想いを寄せる鈴木さんを、宮崎あおいの兄の宮崎将が演じている。彼はおそらく塩谷瞬や河相我聞(最近では山田親太朗も)と同じグループに属する人なのだろう。空気が読めなくて、ちょっと分かっていない感じの鈴木さんを好演している。ハルに猫と仲良くなれる方法を伝授される鈴木さん。猫の目線に合わせて腹這いになり、パチパチ瞬きをしながら、指を忙しく動かす鈴木さん。怖い。このカメラアングルは罪だ。私が猫なら一目散に逃げ出すよ。

「20世紀少年」、カンナのあの前髪はいかん。視力が落ちる。ケンヂの歌、カレーとかコロッケとか出てくるやつ。あんなんであんなにたくさんの人が集まるものだろうか。

「大日本人」を観てるから「しんぼる」に対してはちょっと覚悟が出来ていた。けど、やっぱり疲れた。松っちゃんの普通に撮った映画が観たい。
Posted at 2009.09.24 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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