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プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「色即ぜねれいしょん」「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
2009.08.20
みうらじゅんの自伝的青春小説を田口トモロヲが映画化。主人公の乾純(黒猫チェルシーの渡辺大知)は、ボブ・ディランが好きな仏教系男子高校(東山高校がモデル)の一年生。ロックな世界に憧れるものの、優し過ぎる両親(リリー・フランキーと堀ちえみ)に育てられ、反抗期を迎えることもなく、理想とは程遠い平凡な毎日に悶々としている。気弱なオーラが全身から出てる文科系男子。同世代だったら嫌だけど、堀ちえみと同世代の私は、おかん視線で見てしまうから、素直で、控え目で、高校生にしては結構大人な気遣いも出来る純に、おかん心を奪われた。決して快活でも利発でもないが、やりやすそうな「いいお子さん」である。みうらじゅんもきっとそうだったんだな。お年寄りにすっと席を譲ってそうだもん。堀ちえみのおかんはやけに可愛く、リリー・フランキーのおとんはやけに老けていた。安藤サクラと山田ゆきが、いかにもいそうなブス二人組を好演。「フリーセックスの島」=隠岐島のユースホステルの撮影は、天橋立のユースホステルで行われたらしい。ひとり一泊2,950円。二段ベッドの相部屋なんて、クラブの合宿みたいで楽しそうだ。

スネイプ先生、そりゃないよ。ダンブルドアが古田新太に見えてきた。そうなると余計にその死が惜しまれる。次回作ではもう会えないのかな。

おまけ
中国料理の「鳳舞」が、この8月31日で閉店してしまう。創業42年。料理はもちろんおいしいが、建物も素敵だった。あの焼きそばはもう食べられないのか。惜しい。
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Posted at 2009.08.20 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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