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カチーダ・マーハの日記
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即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。
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「カムイ外伝」
2009.09.29
親であれ、仲間であれ、掟を破ったものは徹底的に制裁を受ける忍の世界。抜忍であるカムイ(松山ケンイチ)は、常にかつての組織に追われる身。残忍な殺戮や罠といつも隣り合わせで生きてきたカムイが、心を開いた相手が漁師の半兵衛(小林薫)。この半兵衛、妙に楽観的で、妻のスガル(小雪)や子供達との生活のためなら何でもする勢いなんだけど、だからといって、漁の仕掛けを作るために、わざわざ危険を冒して藩主(佐藤浩市)の馬の脚を切り落とさなくてもいいだろ。他の馬ではどうして駄目だったのか。カムイに想いを寄せる半兵衛の娘、サヤカ(大後寿々花)がやたら可愛い。「グラン・トリノ」に出てたス―役の子もなんだけど、こういう顔の若い子に私は弱い。実は抜忍のスガル(小雪)が、カムイに対して終始怖い顔をしているのも良かった。カムイが身を寄せたがために、漁村の民は虐殺され、その他の抜忍も、カムイと対決した追忍も、たくさんの人が命を落とす。カムイが抜けたところって、どういった組織なんだろう。見せしめとはいえ、カムイ一人に対してこれじゃ、かなり効率悪くないか。
Posted at 2009.09.29 in 映画・本
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