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カチーダ・マーハの日記
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即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。
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「イキガミ」「容疑者Xの献身」
2008.10.23
劇団ひとりで始まり、劇団ひとりで終わるが、最近「篤姫」効果でうちの母もお気に入りな松田翔太が主演。翔太の仕事は「逝紙(イキガミ)」の配達。「国家繁栄維持法」により発行される逝紙を受け取った若者は、24時間以内に死んでしまう。国民に限られた命の大切さを知らしめることが国家繁栄につながるという政府のもくろみ。それに疑問を抱く翔太。翔太はルックスが小ぎれいにまとまっているからか、人間臭さが滲み出ない(唇を梅干みたいにすぼめてはいたが)。この役、中井貴一なんかがやればいいと思う。逝紙を受け取った3人の青年のドラマ、ちょっと泣かせようとし過ぎだ。成海璃子の桜のシーンは、そのままdocomoの春の宣伝に使えそう。笹野のおじいも結局悪い人ではなかったが、あの「待つ」というのは、本当に「待つだけ」だったんだ。もうひとつドラマがあるのかと思ったのに。で、最後はしり切れトンボに終わる。「世にも奇妙な物語」じゃないんだから、普通、もうちょっと何かあるだろう。
「容疑者Xの献身」って、なんとなく80年代っぽいタイトルだな。堤真一が「演技しました」って映画。ダンカンがいい人だった。
Posted at 2008.10.23 in 映画・本
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