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プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「アメリカン・ギャングスター」
2008.02.20
デンゼル・ワシントン演じる影の麻薬王フランク・ルーカスも、ラッセル・クロウ演じる麻薬特別捜査班の刑事リッチー・ロバーツも、実在の人物らしい。1968年のニューヨーク。ハーレムを仕切っていた黒人ギャングのボス、バンピーが心臓発作で死亡。彼の運転手をしていたフランクは、これまで学んだ教訓をもとに、バンピーでさえ成し得なかった大規模な麻薬ビジネスを確立、巨額の富を手にしていく。混ぜ物を加えた麻薬が普通に取引される中、フランクが扱うのは純度100%の麻薬。自らタイのジャングルに出向いて将軍(サントリーの黒烏龍の人に似てる)と直接交渉。米軍パイロットを買収し、軍用機でアメリカまで運ばせる。届いた麻薬はハーレムの団地の一室(ここで働いている女の人はほとんど裸。彼女らが麻薬を盗まないように)で袋詰めされ、安くて質のいい麻薬「ブルー・マジック」として市場に出回る。フランクは成功しても目立たないよう、ビジネスマンみたいなスーツばかり着ているが、それが却ってスタイリッシュに見える。一方、リッチー。バカ正直な仕事人間だが、私生活がだらしないリッチーは、お腹も少々出てるから、何を着ててもトホホな感じ(但し、軍用機の取り調べにやってきた時の地味なスーツ姿はカッコいい)。見た目という点では、リッチーが仕切る麻薬特別捜査班の面々もしかり。ワイロを一切受け取らない優秀な人材ばかりを集めたというが、いかにも喜んで受け取りそうな風体ばかり。どちらかといえば麻薬密売者っぽい。フランクはリッチーに逮捕されるんだけど、それからの二人が急に仲良くなり過ぎ。悪徳警察官を片っ端からやっつけたいという意見が一致したからって、そんなに打ち解けてどうする。
Posted at 2008.02.20 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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