• ホーム
  • カチーダ・マーハの日記

アーカイブ

プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

バックナンバー

スタッフボイス
ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「テラビシアにかける橋」「L change the WorLd」
2008.02.21
主人公の少年ジェスは、足が速くて絵が上手いんだけど内向的な性格で、学校で毎日のようにいじめに遭ってる。隣の家に引っ越してきたレスリー(「チャーリーとチョコレート工場」でブルーベリーになったブロンドの子)は、両親が作家の裕福な家の子で、可愛いし、垢抜けてるし、走るのも速いし、文才もあるけど、風変わりだから馴染めない。そんな二人が心を通わせて「テラビシア」という空想の王国を創り上げていく。ジェスはあまり理解のない両親と5人兄弟の貧乏暮らし。学年レースで一番をとるために、テープで補強したボロボロのスニーカーでトレーニングしてる。にも拘らず、母親は「みっともない」とそのスニーカーを捨て、姉のおさがりのピンクのラインの入ったスニーカーを履いて行けと言う(これだってみっともない)。父親は父親で、幼い妹には甘い(それがなんだか気持ち悪い)が、ジェスにはてんで無関心。誕生日には欲しくもないレールカーを買ってきたり(しかも不良品。スニーカーを買ってやれよ)、何かといえば「働け」と言う。そりゃ、ジェスも心を閉ざすよ。学校にはいじわるな上級生がいて、そのボス的な女の子が飛び抜けてデカい。トイレの前に陣取って使用料を徴収。スクールバスでジェスにパンを投げつけたり、わざとこけて「足を引っかけられた」と濡れ衣を着せたりと、なかなかのいじわるぶり。レスリーも最初は目をつけられていたけど、さすがレスリー。ある日、トイレで大泣き(動物のようだ)しているデカい子を心配し、話を聞いて心の痛みを分かってやる。デカい子は改心。現実世界では、ジェスをいじめた男の子の鼻っぱしを殴って仕返ししてくれるし、テラビシアでは巨人となって登場(これは笑う)。ジェスはレスリーと過ごすうち、だんだん心を開いていくんだけど、ある日、レスリーが死んでしまう。最後、ジェスは妹をテラビシアの新しいお姫様として迎えてやるんだけど、この妹、小生意気な上に、たまに見せる表情がデカい子に酷似。あんなに素敵なレスリーの代わりが巨人とこの妹なんて、せっかく心を開いたジェスが可愛そうだ。

土曜日にLこと松ケンがMOVIXで舞台挨拶する。もう一度観るか、どうしようか。飛行機内でウイルスが猛威を振るう終盤。高嶋政伸、生きてたのか。工藤夕貴も目から血、流してたよな。抗ウイルス剤を打っただけで、すぐに普通に歩けるんだったら、壮絶な死に方(くどいくらい苦しんでた)をした鶴見辰吾が気の毒だ。細川茂樹、声だけの出演。彼はどうも東幹久ロードを歩んでる気がしてならない。心配だ。そしてもっと心配なのがナンチャンだ。
Posted at 2008.02.21 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
コメント一覧