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プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「ジェシー・ジェームズの暗殺」「ピューと吹く!ジャガー」
2008.02.05
アメリカ史上最高に愛された犯罪者、ジェシー・ジェームズを背後から撃った男の話。ブラピ演じるジェシーは、強盗や殺人を何度もやってる重罪人なんだけど、何故かヒーロー的扱い。ロバート・フォード(ボブとも呼ばれているからややこしい。どうしてロバートがボブなんだ?)は、ジェシーに憧れてグループの一味になったんだけど、一緒に過ごすうち、いろんな感情が積もり積もって、とうとうジェシーを暗殺。アメリカ一卑怯な男として語り継がれることになる。多額の懸賞金をかけられたジェシーには、いつも緊張感が漂っていて恐い。仲間と笑っていても心からは笑っていないし、裏切りを感じた相手は容赦なく殺す(ジェシーだって仲間を背後から撃っているぞ)。寝る時も銃を手放さないし、蛇なんか平気で殺す。そんな殺すか殺されるかの関係なのに、みんな結構、家族を巻き込んでのお付き合い。ジェシーは裏切りを疑いながらもロバートとロバートのお兄さんを自分の家に住まわせてたし(結局、そこで殺された)、ロバートに殺されたジェシーのいとこなんて、実家に泊めてあげた仲間に父親の後妻を寝取られ、その文句を言いに来て殺された。メチャクチャな話だ。ジェシーに誘われて旅に出たロバートの兄、この人はいつも笑ったり、おどけたり、本当に気の毒なくらい無理してる。夜、寝ているところを起こされて「話を聞け」と言われ、ショッキングな内容にすっかり目が覚めると「少し眠れ」なんて無理だよ、ジェシー。ロバートはジェシーを暗殺した後、舞台に立ってその時の状況を観衆の前で何度も演じる。普通しないだろ、そんなこと。

主人公は謎の笛吹き男、ジャガーさん。要潤が「星の王子さま」みたいな衣装で登場。ちょっとカッコいい。週刊少年ジャンプの人気漫画の実写版らしい。ジャガーさんやハマー(おぎやはぎの小木)、カリスマバンドのジュライのパフォーマンスなど、面白さ満載なのだが、ストーリー自体は大して面白くない。ピヨ彦のエアギターシーン、妙にムカつく。
Posted at 2008.02.05 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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