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カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」「ミス・ポター」
2007.09.25
最初に香取慎吾が出てくる。
こういうのをサプライズ出演と言うらしいが、悪い意味でのサプライズ。随所に笑いの要素がちりばめられた映画ではあるけれど、慎吾は毛色が違う。何でも出ればいいってもんじゃないし、草薙が慎吾の映画に出るのとは訳が違う。なんならその勢いで「HERO」にも出れば良かったのに。キムタクのお許しが出ればの話だけど。

佐藤浩市の清盛率いる赤の「平家」と、伊勢谷友介の義経率いる白の「源氏」の戦い。
泣き笑い顔俳優の堺雅人が赤の方にいて、さぞかし切れる参謀役かなと思いきや、結構アホな役。キャシャーン伊勢谷の義経はすごくスタイリッシュ。弁慶でなくても惚れる。小栗旬は一人だけ妙に爽やか。桃井かおりは後半きっちりおいしいところを持っていった。で、主役の凄腕ガンマンが伊藤英明なんだけど、一度もカッコいいと思えなかった。主役なのにその背景があまり語られないし、だからって謎めいた魅力がある訳でも何でもない。途中、奴の存在自体、忘れてた。主役離れした主役。そういう意味ではすごいよ、伊藤英明。ちなみにタイトルの「ジャンゴ」も伊藤英明のことではない。香川照之、ちょっとくどい。

「ミス・ポター」。ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターの物語。
イングランドの湖水地方の美しい景色も見どころ。ビアトリクスに「ブリジット・ジョーンズの日記」でも「シンデレラマン」でも良かったレニー・ゼルウィガー。この人にクシュって笑われたら、男の人は何かしらの運命を感じてしまうんじゃないだろうか。幸せな人だ。あっという間の90分。
Posted at 2007.09.25 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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