• ホーム
  • カチーダ・マーハの日記

アーカイブ

プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

バックナンバー

スタッフボイス
ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「草間彌生 永遠の永遠の永遠」国立国際美術館
2012.02.14
水玉のドレスに赤いおかっぱのウイッグ。1929年3月22日生まれってことは、今年83才。老いるどころかますますパワー漲る草間彌生の作品を観に、大阪の国立国際美術館へ。大きな南瓜を横目にエスカレーターを降り、会場に入ってすぐが、赤地に白の水玉の部屋。そこにドーンと草間彌生のポートレイト。この部屋は撮影OKだから、みんなパシャパシャやってる。白いキャンバスに黒いマーカーで即興的に描いたモノクロの作品群「愛はとこしえ」シリーズは、目玉や人間の横顔や微生物やムカデみたいなのが、キャンバスを埋め尽くすように描き込まれた作品が50点。うえー、すごい。ちゃんと理解できないけど、すごい。続いてカラーペインティング「わが永遠の魂」シリーズ。紹介映像では、キャンバスをテーブルみたいに置いて、下書きなしにグワーッって色を塗り重ねてた。絵の天地は後から見て決めてた。次に白地に赤の水玉の部屋。彫刻「チューリップに愛をこめて、永遠に祈る」が展示されている。こちらも撮影して良し、パシャ。色が変化するLED電飾がたくさんぶら下がった鏡ばりの部屋「魂の灯」では、無限に広がる空間を体験。テーマパークのアトラクションみたいだ。そして、グッズ販売のコーナーがまたすごい。草間彌生、大人気。こんなバーゲン会場みたいなのは初めてだ。エスカレーター上がって、「大いなる巨大な南瓜」を間近で観たら、そのままコレクション展へ。男根状のオブジェを貼り付けた立体作品「銀色の希死」や「道徳の部屋」など、こちらでも草間彌生作品が展示されていた。立ち寄って良かった。草間彌生って、村上龍監督の映画「トパーズ」に占い師役で出てたそうなんだけど、どんなんだったか思い出せない。島田雅彦が注射打ってたのは覚えてるのにな。

12021401.jpg
Posted at 2012.02.14 in ちょっとおでかけコメント(0)トラックバック(0)
コメント一覧