ホーム
カチーダ・マーハの日記
アーカイブ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。
愛らしいもの (1)
猫 (3)
映画・本 (99)
ちょっとおでかけ (44)
ノンジャンル (5)
選択してください
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月
2012年3月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年7月
2011年6月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月
2010年3月
2010年2月
2010年1月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年9月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
2009年4月
2009年3月
2009年2月
2009年1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年9月
2008年8月
2008年7月
2008年6月
2008年5月
2008年4月
2008年3月
2008年2月
2008年1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年9月
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2007年2月
prev
top
next
高麗美術館の「朝鮮虎展」に行って来た。
2010.01.19
朝鮮の虎の絵をはじめ、美術工芸品や郷土玩具、そして若冲や尾形光琳らによる江戸絵画の虎と、寅年のスタートを飾るにふさわしい虎づくしの展覧会。まだ日本に虎がいなかった江戸時代、絵師達は朝鮮の絵や剥製の敷物、猫などを参考にして虎を描いた。金閣寺にある若冲の「竹虎図」はまさにそれで、今回は若冲が参考にしたであろう伝 李公麟の「虎図」と並んで展示されている。うりふたつの二頭の虎。若冲の虎の方が若干おどけている。尾形光琳の虎は拗ねた子供のような顔。報恩寺の「鳴虎之図」は、中国は明の時代の絵。秀吉が気に入って聚楽第に持ち帰ったけれど、夜ごと虎が鳴くため、たまらなくなって返したという逸話が残る。立体感の出る工夫がされていて、眺める方向によって顔が大きくなったり、お尻が大きくなったりする。この虎、寅年の三が日だけしか公開されない。つまり十二年に一度しか見られないものが、ここにある。同じく明の時代の「子連虎図」。親虎にじゃれつく三頭の子虎。親虎の大きさに対して、この三頭、妙に小さく子虎というより猫のサイズ。そのくせ顔つきはしっかり大人で、成長後の姿が気になるところだ。
Posted at 2010.01.19 in ちょっとおでかけ
コメント(0)
トラックバック(0)