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プロフィール

カチーダ・マーハ
即興詩人。京都市左京区出身。A型。動物占いはライオン、星座は水瓶座。趣味として映画鑑賞と読書を少々。猫、特に茶トラの野良猫をこよなく愛する四十路間際の女。

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ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

「ホノカアボーイ」「ヤッターマン」
2009.03.19
ハワイの田舎町、ホノカアの映画館で働くウエンツ似の青年レオ(岡田将生)と、町の人々との出会いと別れの物語。風を映し出したきれいな映像に、レオの草食男子ぶりと、喜味こいしのさっぱりとした枯れぶり。南国というより、どこか涼しい町の映画みたい。レオが好きになった女の子、マライアの彼氏が、唯一、汗臭さの感じられる人物。しかし、ほんとのチョイ役で、横顔の印象しかなく、それすら薄い。レオに毎晩ご飯を作ってくれるイタズラ好きのおばさん、ビーに倍賞千恵子。割り箸鉄砲や、うんこの落書きなど、可愛らしいイタズラから、ピーナッツアレルギーのマライアにピーナッツ入りの料理を食べさせるという本気のイタズラ(イタズラじゃないか)まで、淡々とやってのける。マライア、きれいな子なのに、たまにテンションがコギャルでがっかり。ビーもこれにイラッときたのではないか。ビーの死に方というか、いなくなり方は、せつなく、ファンタジック過ぎる。後に残った黒猫が心配である。

えらく可愛い深キョンのドロンジョ。声が通っていなくても、それはそれで可愛いということか。深キョンもいいけど、当初のオファー通り、アンジェリーナ・ジョリーのドロンジョも見てみたいし、日本人なら松雪さんなんて、いかにもプロな仕事しそうでいいんじゃないか。生瀬勝久のボヤッキーは完成度が高い。阿部サダヲが考古学者役で登場。後半、いかにも「阿部サダ劇場」な見せ場あり。
Posted at 2009.03.19 in 映画・本コメント(0)トラックバック(0)
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