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夜が明けた。目覚めるときが来たようだ。そう、出発のときだ。コーヒーをいれてくれないか。とびきり熱いやつを。俺の火照る体よりも熱いのを・・・。
・・・ナニィ～、豆がきれてるってェ～。じゃあ、インスタントでも構わない。・・・ナニィ～、それもないってェ～・・・。
つまり俺どこにも行けないじゃん。俺の気持ちも宙ぶらりんじゃん。そ、そうか・・・。今はまだその時じゃないんだな。旅立ちには早すぎるんだ。うんうん。
でもその時ってこれから俺に訪れるのか、果たして。いつからだっけ、気持ちと行動がねじれちゃったのは。昨今のハイブリッドのようにはいかないもんだニャ～。トホホ・・・。
「軽でも買ったら？」
「いえ、自分遠回りしたくないんで。乗るのはあの赤い車と決めてるんです」
ナニィ～。黒いのはメガネだけにしとけっつ～の。眼鏡？黒い？？？
・・・どうも～、お久しぶりです。く、クロブチです。皆さん、お元気にお過ごしですか。お日さまも長く滞在していただける、あぁ～、なんてトキメキあふれる季節なんでしょうか。お天道様、生きる意味はよかですから、行きぬく術をおしえてくださいませんか？
・・・。そうだ、すべてを太陽のせいにしちゃえばいいんだ。俺の行動全てが太陽の傘のもとにあるんだから。周囲の視線といくらかの冷笑を浴びるとしても・・・。
し、失礼しました。でもこんなにいいお天気が続くと洗濯したくなりますよね～、ココロを。カラッと乾くだろうな～、アイロンなしでもパリッとしちゃったりして。うんうん。
まじりっけなしのココロで、アイを唄わずにはいられませんね。ホンノウとボンノウの間に揺れつつも・・・。
あれれ～、一体どうしちゃったんでしょうか、ワタクシ。何か大事なことを忘れてる気がするな～。え～っと。
そうだ、ウェイクボ～ドの季節じゃないですか。まったく、私としたことが。昨年の初スベリ以降間をおきましたが、近々また琵琶湖に赴く予定です。そして、鳥をあざ笑うジャンプを決める・・・、世の人々を掴むライドを見せる・・・予定です。
それでは皆さん、眩しすぎる日射しにゆれる琵琶湖でお会いしましょう。
それではまた。
