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カチーダ・ マーハの日記
ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

KINGつながり
2009.11.11

みなさん、お久しぶりです。老男若女です。
先日、映画を観てきました。
タイトルは


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「THIS IS IT」


2009年6月25日に急逝したマイケル・ジャクソン氏の最後の映像です。
予定していたコンサートのリハーサルの風景を記録として撮っていたもので
ドキュメンタリーの用なものですが
「映画とちゃうか?」と思うくらいにストーリーがありました。


もともと私はマイケル・ジャクソンの大ファンというわけではありません。
でも知ってる曲もいっぱいあるし子供の頃には彼を真似て踊ったこともあります。
ダンスと歌が上手いけど「ちょっと変わった人」と思ってました。
今回の世界ツアーも、「また直前に中止になるんやないか~」
なんて若干思っていたくらいなんですが(失礼)
この映画を観ればそんな思惑が一変してしまいます。
マイケルが、どれだけ本気になってあのコンサートに挑んでいたかがわかります。
ダンスのキレと歌声、彼の放つオーラと存在感はとても50歳とは思えないし
そのたった数日後にはもういなくなってしまっている、なんて想像もできません。
とんでもなくカッコいい!!!!


シンガーとしてのマイケル
ダンサーとしてのマイケル
クリエーターとしてのマイケル
世界のエンターテイナーとしてのマイケル
本当に凄かったです、プロフェッショナルです。
監督やスタッフと最高のステージを作ろうと
何度もハードなリハーサルを重ねるマイケルの姿
本番さながらに歌い、そして踊り
常にチャレンジしていこう
全力で一緒に1つのものを作り上げていこう
そんなマイケルの真剣さや真摯さが伝わってきます。
自分とファンの為に常に完璧を求めるが故に出てくる意見(こだわり)も
一緒に進行するスタッフへの優しさと愛に満ち溢れていました。
繊細さと才能に、終始胸を打たれっぱなしでした。
このスーパースターには『謙虚』で『傲慢』さなど微塵も無い気がしました。
このカリスマ性がまさに

『KING of POP』

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いや、それをも超越して『神』のようでしたよ。
きっと世界中が驚く素晴らしい時間になっていたはずなのに・・・
その時間は夢や幻の様で、夢のまま終わってしまった。
観客の歓喜溢れる悲鳴にも似た歓声を聞けなかったこと
マイケル自身もさぞかし無念であったろうと思います。
スタッフも自身の夢やマイケルの想いを完成できずに無念だったと思います。
でもこの映画の中にはマイケルのメッセージもちゃんとこめられていました。
この感動とマイケルのメッセージを
マイケル世代の人も、あまりマイケルを知らない人も
そして夢を持っている子供達にも味わって欲しいなと思いました。

同じ時代に生まれ、素晴らしいアーティストに出会えたことに感謝したい。
彼のすごさを存分に感じて思い知れる111分。
老男若女ももう一度観たいです。

Posted at 2009.11.11 in ひとりごとコメント(0)トラックバック(0)
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