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カチーダ・ マーハの日記
ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

ダイエット?ずっと検討はしてます。
2009.06.05

「俺、参上。」@30です。
タイトルは関係ありません。
スマイルのガッキーが今のお気に入り。

先日の日曜日、友人の結婚披露宴にお招きいただいた。夫婦揃って招待されたので、野球の試合の段取り(太陽ヶ丘まで試合に行き、終了後すぐに帰宅、風呂に入り着替えて猛ダッシュしないと間に合わない時間)、次男を預ってもらう段取り(上手くごまかさないと「行きたい」病が始まる・・・)、と段取りに段取りが重なり、当日はてんやわんやした。

次男は「トイザラス」に連れて行ってもらうということで何とか誤魔化し、試合も何とか勝つことが出来て、猛ダッシュで会場へ。

今まで披露宴というと、スピーチや2次会の仕切りやらでゆっくり楽しめなかったところがあったが、今回は嫁さんの友人ということもあり、完全な招待客となることが出来た。

もう1組の友人夫婦たちと同じテーブルを囲み、歌、スピーチを控え、やや落ち着かない感じの嫁さんたちを尻目に、ディナーショー的な感じで、料理・酒・余興を楽しんだ。

今までの披露宴と若干の違いを感じたのは、料理の段取り。披露宴は新郎新婦の段取りが重要視されがちだが、料理と余興のタイミング、バランスに大人のおもてなし感があった。

親戚の方々のスピーチでは、もの凄く緊張している方がおられ、あらかじめ用意してきた原稿を読んだはったのだが、披露宴冒頭のあの「シーン」とする空気感に押され、
読み上げる声、原稿を持つ手、下半身へと順番に震え出した。

聞いているこちらも緊張するほどガクガクな感じで、スピーチ終了時には、用意していた原稿を手紙として新郎新婦に手渡そうと考えておられたらしく、封筒にきちんと折りたたんで入れようとしたはったのですが、震えが止まらず中々思うように入らなかった。

もうそのまま渡したらエエやん。とほとんどの人が子供を応援する親のようにドキドキしていたと思う。


しかし、奇跡は起きました。
封筒に入れるのをあきらめかけて渡そうとした瞬間、
スッと封筒に入り、考えたはったように手紙的な感じで渡すことが出来た。


安心したのか、席に戻る時のそのおっちゃんの「やったった」顔、素敵でした。


余興は新郎友人による漫才でした。どうせ、素人の漫才やし、楽屋ネタでわからん固有名詞や、わからんエピソード満載でおもしろないやろ、とタカをくくっていたのですが、なんのなんの、声の張り、カツゼツの良さ、間、ネタの構成・・・完成度高く予想外に面白かった。後で聞くと、趣味の域を超えてM-1の予選にも出たことがあるという、納得の内容でした。

最後には、お決まりで新婦から両親への手紙が読まれ、新婦を昔から良く知る我らのグループは感動ひとしおで、涙だけでなく、鼻までたらして泣いておりました。


ごちそうと酒。
緊張と安心。
笑いと涙。


いろんな感情と欲が満たされた素敵な披露宴でした。

Posted at 2009.06.05 in ひとりごとコメント(0)トラックバック(0)
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