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カチーダ・ マーハの日記
ルチルの 気まぐれ日記

カチーダ・マーハの日記

ヤマンバってそもそも違う物語じゃねぇか。
2008.02.13
スタッフブログのネタ探しに必死、
NEWジョンです、こんにちわ。

冬はなかなか外に出ることが少なくなっちゃいますから、
仕方がないんですけどね。

なので今日は今朝の出来事を日記にしてみました。
皆さんは日経新聞の1面に掲載されている、
「春秋」というコラムをご存知でしょうか。

この「春秋」は、
その時、その時の時事ネタを持ち出し、
時にはそれを文学に結びつけ、時には過去に遡って歴史と結びつけ、
時にはストレートに表現し、
国内外問わず、今世間で起きている事柄や問題点、
筆者の思いを伝えるコーナーでございます。

僕は訳あって、
その内容をちらちらと知ることがあるのですが、
今朝の新聞には韓国の「南大門放火事件」が書かれておりました。
そして、その「門」に関連付けて、現在ユーロ紙幣に描かれている「門」の意味や、
芥川龍之介の「羅生門」まで引っ張りだして筆者の方は色々と考えを伝えているようでした。

さて、そんな今朝の「春秋」ですが、この「羅生門」という言葉が出た瞬間、
必死にどんな話だったかを思い出そうとしておりました。

が、どうにもうまく思い出せません。
昔国語の授業で習った記憶はあるのですが、
全体のあらすじまでぼんやりとしか記憶に残っていないのです。

確かこんな話だったのではないか、
という僕なりのあらすじをまとめますと・・・


「NEWジョンの羅生門」

--

「雨、超雨降ってるよー。
 夜だし寒いし、どっか雨宿りしてぇなぁ」

 ↓

「あん?なんだあの建物。
 めちゃくちゃでっかい門があるぜー。
 お、梯子があるな・・・。
 2階に上がれるってことか」

 ↓

「ごめんくださーい!
 ・・・よし、返事なし。
 せっかくだし今日はここで泊まっていくかー。
 もうすっかり道も見えねぇし、実は俺、武士のくせに怖がりだしさー」

 ↓

「うわぁ、なんだよー。
 埃がすっげぇ!
 しかもこの臭い・・・。
 ・・・やっぱりかよー!死体だらけじゃーん!!
 しかもよく見ると武士ばっかりー!?
 あぁ、もう!ほんとやだー!」


(そこに包丁を片手に持ったヤマンバが登場する)


 ↓

『しゃははは!
 こんな夜中にこんな所に何の用じゃー!?』

「うわぁ!
 ばぁさんこそ、何してんだよー!
 本気で怖えぇよ!!」

『わしゃこの死体から金品を盗ん・・・
 や!いやいやいや!何でもないわい!散歩じゃ、散歩!』

「!?
 ははーん、ばぁさんさては・・・。
 生活に困って死体から取れるもん何でも取ろうって魂胆だな!?」

『な!?
 何言ってるんですか!そんなわけないじゃないですかー!
 やだなぁ、もう!あはははは!』

「何で急にキャラが変わった?」

『っていうか~。
 もしそうだとしてもお前には関係ないって感じ~?』

「女子高生調に逆ギレ!?」

『だいたい、勝手に上がってきたお前につべこべ言われたくないんですけどー』

「別にここはお前の家じゃねぇだろうがー!」

『この減らず口が!
 ばれちゃしょうがねぇ!ワシはヤマンバ!
 いかにも死人相手の盗人よー!
 だがおぬし、生きて返すわけにはいかんぞ!覚悟せぃっ!』

「自分からバラしたんじゃねーか」

『うっさい!バカッ!
 お主の持ち物とお命、ごっそりいただくことにいたす!』

「こうなりゃしょうがねぇ!
 いざ尋常に!勝負!!!」

 ↓

(激しいバトルの末、体力に勝る武士が勝利)

 ↓

「ぜぇ、ぜぇ。
 何て強いばぁさんだ!
 危なかったぜー。
 さぁ、雨宿りして色々貰って帰るかなー。」

(そこに、また一人武士がハシゴを上がってくる」

【貴様!ここで何を!?】

「あぁん?何をって、ちょっと雨宿りだよー」

【嘘をつけ!
 その罪のない老婆を倒したのもお前かー!?
 さては死人相手の盗人だな!?】

「ヤマンバ、罪ありまくりなんですけど」

【だまれぇい!
 口で言っても分からぬようだな。
 いざ尋常に!勝負なりー!】

「うっそーん!?」

 ↓

(当然、ヤマンバ戦で体力が消耗していた最初の武士が負ける)

 ↓

【ふぅ、なかなか手ごわい相手だった・・・。
 相手が疲れていた分、拙者に分があったな】

(そこに別のヤマンバ登場)

『こらぁー!
 わしの盗みの邪魔者かー!?
 成敗してくれるーっ!!』

【えぇぇぇー!?】


(こうして今日も羅生門では、終わらない戦いが続くのであった)



-了-


ヤマンバ強い。NEWジョンでした。

こんな激しい決闘の話を国語で習うわけないか・・・。
Posted at 2008.02.13 in ひとりごとコメント(0)トラックバック(0)
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