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小噺をひとつ。世界一周の旅行から帰ってきた猫がおりまして。世界をまたにかけたわけですから、ちょいとこれからのことを聞きたくなりまして。
「おい、猫さん今後のご予定は・・・」
「マタタビだ」
まさかの世界ニャンコデ～にクロブチが登場するなんてキセキですか・・・。いえいえ必然でしょう。２月２２日＝ニャんニャんニャン＝ニャンとまぁ～、ニャンダフルニャイト(ＮＩＧＨＴ！)なことでしょう・・・。
チョコでもつまもうものなら、祈願合格キットキャット。・・・吐息を感じる距離でのネコニャデ声。悪くネぇ～～～。むしろ大いにアリでしょう。うんうん。
ネコに邪険にされることが嫌いじゃない、逆にヨロコビに移ろいつつあるクロブチです。幸い名前があって良かったニャ～。皆さんお元気にお過ごしかニャ～。・・・失礼しました。お体いたわっておいでですか。
私ことですが、ジブン、ペーパードライバーでして。しかもゴールド免許丸出しの。ちょっと前に運転する機会がありまして。しかも車の。四角い車だから、四隅きっちり見えますし。誰でも運転できるよ、免許さえあれば・・・。
運転に対する興味も、自信も無かった私にそのようなおコトバを・・・。よ～し、一念発起だ。やってやるニャ～と意気込んでみたのですが。隣には何でも間に合っちゃうハニ～(大型も運転できてしまう！)がいたので安心して、無傷ではいられたのですが、最後に有り難いご指摘を頂きまして。
「ブレーキ踏むの遅くない？」
ワタクシ、スピードが命だとずっと思ってました、アノ娘への告白はなおさらに。
だから、無意識に躊躇してしまっているみたいなんです、ブレーキを。トマレナイというよりは止まりたくない。誰もワタクシを止められない。といった大きな勘違い(指摘されるまでは公道の概念すらどこか遠くに・・・)にやっと気付いたのです。それはハニ～の素敵な声で指摘されたから・・・、ハニ～のコトバには従順なんで・・・ワタクシ。迷子にならないように気をつけよっっっと。
失礼しました。そうかそうか、ただ急ぐことよりも、止まることを知ったうえだったら、大人の余裕っていうんですか、ワタクシ自身の引き出し、余白が広大になる気がするな～。
なるほど！。だから１８歳からしか車の免許は取れないんだ。つまり車を運転できるということは、即ちオトナ・・・。
つ、つまりは、つまるところワタクシは、大人への階段今だ上昇中ってわけか～。まるでネバーランドの住人みたいに。幸か不幸かといったら間違いなく後者ですが・・・。でもオトナじゃないからムズカシイ事はよくわかんないニャ～・・・。
オトナの頂を垣間見るために、ワタクシ、ドライブアゲイン致します。ビワ湖行ってきま～す。ウェイクする前に疲れ果てててしまうかも、いやそれでもマリ～ナに辿り着くだけでも良しとしましょう。ハニ～の甘～ィ声で、叱ってもらおう明日も・・・。
失礼しました。夏には、運転もかる～くこなせる、オトナになった新生クロブチをお届けできるよう、袋小路という名の終わらない旅にいざ、しゅっぱ～～～つ。・・・っても体は大事な資本なんで、季節の変わり目、皆さんもお体気をつけて下さい。
それではまた。
