妙心寺塔頭、麟祥院が今、公開中。ここは、徳川三代将軍家光が、春日局のために建立したところ。方丈には、春日局のお父さんの親友だった絵師、海北友松の息子、友雪が描いた「雲龍図」があるのだけれど、これが珍しい夫婦の龍。龍の雄と雌って、見た目どう違うのかと思ってたけど、雄は眉毛ボーボー、雌は色白、ぱっちり上向きまつ毛で、なるほど違う。御霊屋には、小堀遠州作と伝わる春日局木像が。春日局といえば、この間最終回を迎えた大河ドラマ「江 姫たちの戦国」で、福こと後の春日局を演じた富田靖子が面白かった。岸谷五朗のやり過ぎ秀吉なんかより楽しめた。福の登場により、江も秀忠様も影が薄くなったし、やたらカッコ良かったトヨエツの信長なんて、回想シーンでようやく思い出したくらいだ。良くも悪くも少女漫画みたいだった今年の大河。そのフィナーレを飾る、期待のヒール、福。イケイケ、福!だったのに、最後は尻すぼみ。いい人になってしまって残念だ。できれば福のその後にスポットライトを当てて、お正月にスピンオフなんてどうか。お万の方に毒を盛るとこなんてぜひ見てみたい。さて、いよいよ来年の大河は松ケン。楽しみナリ。