「偉大なるバカ」フェスティバル
2010.06.21
トルストイ没後100周年記念。ロシアの児童文学を研究する「カスチョールの会」主催の「偉大なるバカ」フェスティバル。フェスティバルと言ってもお祭りじゃなくて講演会。ペテルブルグ直送のロシアのチョコレートと、塩味のケーキ(ケーク・サレ)のおもてなし付き。トルストイが書いた「イワンの馬鹿」や、それより50年も前に書かれたエルショーフの「せむしの子馬」(日本ではこの翌年、龍馬が生まれたそうだ)に登場する主人公イワンを題材に、シンプルで正直でパワフルで愛され者の「バカ」の魅力に迫る。エルショーフが書く前から、ロシアには、いろんな「バカなイワン」の登場する昔話があって、中には動き回るたくさんの羊たちをどうにかしろと命じられ、全部の羊の目玉をくり抜いたという、猟奇的なイワンもいるらしい。1947年に作られたアニメ作品「せむしのこうま」。手塚治虫は、これに登場する、金色の粉を撒き散らす火の鳥にインスピレーションを得て「火の鳥」を描いたそうだ。手塚治虫といえば、宝塚にある「手塚治虫記念館」。そのすぐ近くの「宝塚チボリカラカラテルメ」は、スーパー銭湯が今ほど普及していなかった昔、そこは心躍るオアシスであり、電車を乗り継ぎ、何回も行った。またそのうち行こうと思っていたら、去年の6月に閉館していた。後悔先に立たず。もう、あの雑魚寝の仮眠室で寝ることは出来ないんだ。
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